こんにちは。
痛みを根本から治すカイロ職人山田@那覇です。
今回も生活姿勢病についての、おさらいです。
人って面白いもので痛みが薄れて来ると又同じ
動作を繰り返します。
そしてまた痛みが再発するのです。
今回も再度、生活姿勢病に
ついて取り上げたいと思います。
私がこの言葉の意味を考えるきっかけを作って
下さったのは私の恩師の先生です。
修行で先生の治療院に行った時の事です。
大分、腰が後背されている患者様がいました。
師匠の古田先生が施術をされ、何とと一度で足の痛みは引きました。
先生の患者さんへの言葉が印象的でした。
『貴方は40年~50年かけてこの腰の状態を
自分で作ったのだからこれから10年~20年かけて
ご自分で腰の湾曲を作って下さい』というものでした。
その夜、師匠の古田先生が私にかけた
言葉が印象的でした。
『山田君、どんなに治療しても次、来る時に又
元の状態に戻っている患者さんが必ずいる。
それは本人が気が付かない内に自分でその様な姿勢を取って
いる事に気が付いて無いからなんだよ』
というものでした。
だから何度、施術をしてもその患者さんは治りはしないよと、
何度注意をしても分からない患者さんには実際に家まで行って
その方の一日に付き合ってみて初めてその方の癖を捜さなければ
その方は痛みからは逃れられないよと、言い切りました。
それからです。私が患者様の普段の動き仕事での内容
動き、普段の姿勢、座り方、寝方、家では畳座か
フローリングの生活か、ソファーに座るか、椅子には
肘かけが有るか、全てを考えて施術に入る様になったのは。
全て古田先生のアドバイスのおかげです。
背骨は普段、筋肉、靭帯に守られているが、何気ない動作、
特に筋肉に守られて無い時に骨は曲がって行きます。
ですから一番リラックスしている状態の時に曲がるというのが
私の勝手な持論なのです。
だから『生活姿勢病』なる言葉を患者さんに投げかけます。
意識して欲しいです。
今日も読んで下さり有難う御座います。
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